ニキビ|ニキビ毛穴の悩み|教えて看護婦さん美容医療の教科書
ニキビの治療は、保険診療では効果的なものが少ない時代が続きました。
近年、ディフェリンが認可されてから選択肢が増えました。
ここでは自由診療分野における効果的な治療方法について説明しましょう。
ケミカルピール
ケミカルピールでは、毛穴のつまりを医療用の酸で溶かします。
非常に濃いものを使用するので、医院で無いと行う事が出来ません。
ビタミンCローション
APP(ビタミンC誘導体)を含むローションで脂質の酸化を防ぎます。
効果はゆっくりですが、有効率は高い治療法になります。
また表皮の色素沈着にも有効です。
サプリメント
ビタミンAも効果的です。ビタミンAは脂溶性ビタミンに属しており、動物性のレチノールと植物性のカロテノイドに分かれます。カロテノイドはプロビタミンAと言いますが、吸収には鉄と亜鉛が特に重要です。
ただし、全てが体内でレチノールに変わるわけではなく、約3割と言われています。このレチノールを外から補充する事によって、脂質分泌を抑える方法があります。外用薬がトレチノイン軟膏になり、内服薬がロアキュテインになります。どちらも効果的ですが、外用薬は使用開始時にボソボソと皮が剥けるので、少し辛抱が必要です。ただし、安価で取り組みやすい治療になります。逆にロアキュテインはとても効果的ですが、費用が少しかかります。
徐々に内服量が減っていきますので、体重に応じて処方調整していきます。ちなみに外用薬を一定期間使う事で毛穴が改善されます。
ホルモンバランス
また、ホルモンバランスによっても悪化を見せる事があります。
ピルを飲むことで改善される場合がありますが、ストレスが多かったりすると女性の方の場合、男性ホルモン優位になり、脂質分泌が多くなる傾向があります。
PCOSなどの卵巣系の疾患が、脂質分泌に影響を与えている可能性もありますので、基本的にピルは産婦人科分野での必要性がある場合に内服する事をすすめています。
- ケミカルピール
- I2PLブライト
- RAHQ
- タラ肝
- イオン導入
- ディープクレンジング
- I2PLフォトフェイシャル
- ビタミンCローション
- 美肌ビタミン点滴
- プラセンタ注射
- スキンケア製品
- 内服薬・サプリメント
- キレーション点滴
- 高濃度ビタミンC