フードアレルギー検査|美容機器 検査|教えて看護婦さん美容医療の教科書
フードアレルギー検査は急性期の反応を見せない食物遅効性IgGを見ることにより、長期間摂取することによる体調不良を防ぐことを目的とした検査になります。
フードアレルギー検査について
IgGアレルギーは遅効性であり、すぐに症状が現れないだけに日常生活では自覚する事が少なく、隠れた炎症となって様々な疾患の原因になります。IgGフードアレルギー検査は、保険診療では不可能であった遅効性アレルギーの原因食材を調べる事が可能になります。
食物アレルギーによる様々な症状、IgGフードアレルギーの検査をおすすめする方
- 自閉症、多動症、注意力欠陥など
- うつ 神経系疾患
- 注意力障害(ADHD)、学習障害
- 不定愁訴でお悩みの方
- アトピー性皮膚炎
- 慢性疲労
- 動悸、息切れ
- 過敏性腸症候群
- 慢性炎症性疾患
- 生活習慣病予防を希望される方
- アンチエイジングに関心のある方
即発性IgEアレルギー
保険診療のアレルギー検査は主に即発性アレルギーを見るIgE検査になります。IgEはすぐに反応のでる即発性のアレルギーIgEをみるもので、アレルゲン接触後、短時間に反応し、呼吸困難、じんましん、腹痛、喘息、心拍亢進などが生じ、原因がわかりやすい傾向があります。
遅効性IgGフードアレルギー検査
知らない間に体内炎症を引き起こす遅発性のアレルギーIgGは反応が出るまでに数時間から数日間を要するために、原因を自覚症状から認識するのが容易ではありません。このためにアレルギーの原因食材を長期間摂取し、知らず知らずのうちに免疫亢進してしまい、疲労や皮膚トラブル、じんましん、消化不良、抑うつ状態など、慢性的な症状の原因になっている場合があります。
96品目の検査内容は乳製品、フルーツ、ナッツ類、穀物、野菜、蛋白、シーフード、スパイスなどに分かれており、これらの食材の一つ一つに反応があるかを調べる事が出来ます。検査は採血約2mlで終了し、検査に要する期間は約3週間となります。