I2PLフォトフェイシャル|美容機器 検査|教えて看護婦さん美容医療の教科書

エリプスフレックスはデンマークのDanish Dermatologic Development A/S (DDD社)の開発したI2PL光線治療器です。 プローブを交換することで単純なシミ消し、身体中の脱毛から、こだわりのフォトダイナミクスなど、様々なターゲットに対してデュアルモードフィルターを通じて、適切な波長の効果的に照射がすることが可能になっています。

エリプスフレックスI2PLフォトリジュビネーションでは、デュアルモードフィルターにより、体液や血液に吸収されやすくお肌にダメージを与える波長をカットし、メラニンやヘモグロビンの低減に有効な波長を効果的に照射できます。

シミにはQルビーとどちらが効くの?

Qルビーレーザーは、メラニンに吸収の良い波長だけを発振するレーザーですが、I2PLフォトフェイシャルでは、カサブタや火傷を生じる施術になるルビーレーザーと異なり、PIH(炎症後色素沈着)の少ない治療と言えます。

イメージとして、一度に高出力でシミを取り去るのがQルビーレーザーとするならば、数回に分けて火傷や炎症後色素沈着を生じない様にシミを落としていくのがI2PLフォトフェイシャルと言えます。
マイルドという印象を持つかもしれませんが、従来のフォトフェイシャルなどによる光治療は火傷や炎症後色素沈着などの副作用やダウンタイムの問題などがありましたが、エリプスフレックスI2PLフォトリジュビネーションでは、デュアルモードフィルターにより、体液や血液に吸収されやすく肌にダメージを与える波長をカットし、メラニンやヘモグロビンの低減に有効な波長を効果的に照射できます。

逆に、出力を上げても火傷をしにくいという特徴とも言えるので、より一層効果的な出力による照射をしやすくなっています。

Qルビーとは何が異なるの?

メラニンを焼く事を目的とすることには変わりありません。しかし、Qルビーは深部まで達する出力で照射するのに対して、I2PLフォトフェイシャルは浅い層を中心に数回かけて、大きな熱傷を与えずに照射します。
深いメラニンを処理しにくいデメリットもありますが、炎症後色素沈着を生じにくく、ルビーの様にシミはカサブタになって落ちたけれど、しばらく薄い火傷跡の様な色が出来て待たなければいけないという事がありません。

それぞれのメリットがありますので、目的とするシミや日常生活の状況、どの程度のダウンタイムまで頑張れるかで、より一層自分に合う機器を選ぶのが重要になります。

●良い点 PIH(炎症後色素沈着)を作らない。フォトサーマル効果で肌がぷりぷりになる。
×悪い点 深いシミには効きづらく限界がある。複数回あてなければいけない。

 
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